2016年夏の青春18きっぷの2回目は木次線に乗ります。
鳥取から宍道までは山陰本線です。
バーローコナンくんがラッピングされた快速列車で米子まで向かいます。



よく晴れています。
田舎風景が朝日に照らされてきれいです。
こういう風景の中を気動車で走ってこそ乗りつぶしは楽しいです。




伯耆大山からは伯備線が乗り入れてくるため、電化区間になります。
ここは山陽側と山陰側の貨物を結ぶ中継点でもあり、駅そばに多くの貨車が並んでいます。
伯耆大山付近~出雲市駅の間は輸送量が多く、部分的な複線区間があります。



鳥取から約3時間で宍道に到着。
ここで木次線に乗り換えますが、木次線に乗るまで2時間ほどあります。
通過する列車を撮ったり、宍道湖を見て過ごします。


特急が通過するアナウンスが入り、特急やくもが来るかと思っていると、まさかのクモヤです。

続いて本当の特急が来ます。

宍道湖を見に行き、付近のコンビニで飲み物と昼ごはんを買います。



木次線は今年で開業100週年です。
山陰を走る路線として、実は結構歴史があります。
三江線は廃線が確実になった一方で、この路線の将来はどうなっていくのでしょうか。

留置線のキハ120の3両編成が回送で備後落合方面に出発していきました。
これに乗ると思っていました。
11時過ぎに着く宍道着の列車の折り返しに乗るのでしょう。

約1時間遅れのサンライズ出雲を見送ると、木次線が入線してきます。



三江線と並ぶ西の過疎路線のひとつ木次線の乗りつぶし開始です。
木次線の駅は数自体それほど多くないです。
本数はかなり少ないです。



宍道を出ると、大きく左へ曲がって山陰本線と離れます。
するとすぐに田園地帯を見ながら列車は坂を上っていきます。
細かい加速を繰り返しながら山陰の奥へ向かいます。



宍道から30分あまりで木次に到着。
この辺りまでは地元の利用者も少なからずいるようです。
ここから先は地図を見る限り、人口過疎区間ばかりなようです。



夏真っ盛りのなか、「THE 日本の夏」と思える風景が続きます。



宍道から1時間半で出雲横田に到着。
ここで2両編成のうち、後ろの1両を切り離します。
20分ほど止まります。
ここから先は奥出雲と呼ばれる木次線のクライマックスが待っています。



木次線と言えば
・3段式スイッチバック
・奥出雲おろちループ
・JR西日本最高地点
この3つが見どころです。
まず、1つ目の3段式スイッチバックは出雲坂根駅から始まります。



出雲坂根駅のホームに3段式スイッチバックを表した模型が展示されています。
3段式スイッチバックとは、2回スイッチバックをして山を上っていくことです。
模型で言うと、手前から来て中央の駅で1回目のスイッチバック。
山を登るように隣の線路を進み、物置みたいなところで2回目のスイッチバック。
そしてトンネルに向かって山を登っていきます。



出雲坂根を出ると、さっきまで通って来た線路をとなりに見ます。

物置ような小屋の奥で2回目のスイッチバックをして、さらに山を登ると車窓右側にループが見えてきます。
国道314号線の大きなループ形の高架です。
奥出雲おろちループとよばれる木次線の2つ目の見どころ。



ループの次は三井野大橋も合わせて見てくだい。
ループに負けないくらいの大きな赤い橋です。
この2つを青空のもとで見られたのは幸運です。

橋を見てばかりではいけません。
ループと赤い橋の間で目線を下に移すとJRが西日本最高地点を示す小さな目印があります。
ここが3つ目の見どころです。

標高718m。
JRの最高地点は小海線の清里付近にあります。
関東在住なら充分に日帰り可能だと思います。



そしていよいよ備後落合に着きます。
始まるまでは3時間以上もあって長過ぎると思われますが、あっという間に終わります。



2路線3区間のターミナルとは思えないほど小さなターミナル、備後落合に到着。
1日のうち、この14:30頃だけ、もっといえば青春18きっぷの時期のその14:30だけ混雑します。
すでに芸備線は折り返しの準備に入り、木次線の到着を待っています。



備後落合でささっと乗り換えて、芸備線で新見へ向かいます。
今日中に新幹線で東京に戻るのですが、備後落合からだと、実は3つの方法があります。
1. 芸備線で広島へ
2. 芸備線と福塩線で福山へ
3. 芸備線と伯備線で岡山へ
今回は3つ目で岡山へ向かいます。




仮乗降場みたいな布原駅を見て新見に到着。
ここで三石行きに乗り換えです。



真っ黄色な113系は新見から岡山までの下り坂をかなりの速度で駆け下りて行きます。
行き違い待ちで新見を10分近く遅れて発車しましたが、総社着では定時になるくらいです。
駅の停車時間が10秒ないところもありました。



総社に着く前、そう言えば吉備線に乗ったことないことを思い出しました。
吉備線と接続が取れそうなので、総社で吉備線に乗り換えです。
吉備線は「桃太郎線」という愛称をもっています。ハァ!?キビ団子だから??


吉備線は岡山のベッドタウンを通るように岡山へ向かいます。
この路線、車両はキハ40なのです。
山陽本線や伯備線が電化されていること、市街地で高頻度運転が望ましいことを考えると、電化した方が良い気がします。
大阪環状線や阪和線でいらなくなる103系を2~3両で運用するだけでもスピードアップ、高頻度運転ができそうです。



桃太郎線なので桃太郎がラッピングされた車両もあります。
総社から40分くらいで岡山へ到着。
新幹線で東京に戻りました。

鳥取6:36発
|
|3421D
|
米子8:24着、8:30発
|
|3453D
|
宍道9:23着、11:19発
|
|1449D
|
備後落合14:34着、14:37発
|
|444D
|
新見16:00発、16:51発
|
|860M
|
総社17:54着、17:56発
|
|768D
|
岡山18:33着、18:49発
|
|のぞみ54号
|
東京22:13着
鳥取から宍道までは山陰本線です。



よく晴れています。
田舎風景が朝日に照らされてきれいです。
こういう風景の中を気動車で走ってこそ乗りつぶしは楽しいです。




伯耆大山からは伯備線が乗り入れてくるため、電化区間になります。
ここは山陽側と山陰側の貨物を結ぶ中継点でもあり、駅そばに多くの貨車が並んでいます。
伯耆大山付近~出雲市駅の間は輸送量が多く、部分的な複線区間があります。



鳥取から約3時間で宍道に到着。
ここで木次線に乗り換えますが、木次線に乗るまで2時間ほどあります。
通過する列車を撮ったり、宍道湖を見て過ごします。


特急が通過するアナウンスが入り、特急やくもが来るかと思っていると、まさかのクモヤです。

続いて本当の特急が来ます。

宍道湖を見に行き、付近のコンビニで飲み物と昼ごはんを買います。



木次線は今年で開業100週年です。
山陰を走る路線として、実は結構歴史があります。
三江線は廃線が確実になった一方で、この路線の将来はどうなっていくのでしょうか。

留置線のキハ120の3両編成が回送で備後落合方面に出発していきました。
これに乗ると思っていました。
11時過ぎに着く宍道着の列車の折り返しに乗るのでしょう。

約1時間遅れのサンライズ出雲を見送ると、木次線が入線してきます。



三江線と並ぶ西の過疎路線のひとつ木次線の乗りつぶし開始です。
木次線の駅は数自体それほど多くないです。
本数はかなり少ないです。



宍道を出ると、大きく左へ曲がって山陰本線と離れます。
するとすぐに田園地帯を見ながら列車は坂を上っていきます。
細かい加速を繰り返しながら山陰の奥へ向かいます。



宍道から30分あまりで木次に到着。
この辺りまでは地元の利用者も少なからずいるようです。
ここから先は地図を見る限り、人口過疎区間ばかりなようです。



夏真っ盛りのなか、「THE 日本の夏」と思える風景が続きます。



宍道から1時間半で出雲横田に到着。
ここで2両編成のうち、後ろの1両を切り離します。
20分ほど止まります。
ここから先は奥出雲と呼ばれる木次線のクライマックスが待っています。



木次線と言えば
・3段式スイッチバック
・奥出雲おろちループ
・JR西日本最高地点
この3つが見どころです。
まず、1つ目の3段式スイッチバックは出雲坂根駅から始まります。



出雲坂根駅のホームに3段式スイッチバックを表した模型が展示されています。
3段式スイッチバックとは、2回スイッチバックをして山を上っていくことです。
模型で言うと、手前から来て中央の駅で1回目のスイッチバック。
山を登るように隣の線路を進み、物置みたいなところで2回目のスイッチバック。
そしてトンネルに向かって山を登っていきます。



出雲坂根を出ると、さっきまで通って来た線路をとなりに見ます。

物置ような小屋の奥で2回目のスイッチバックをして、さらに山を登ると車窓右側にループが見えてきます。
国道314号線の大きなループ形の高架です。
奥出雲おろちループとよばれる木次線の2つ目の見どころ。



ループの次は三井野大橋も合わせて見てくだい。
ループに負けないくらいの大きな赤い橋です。
この2つを青空のもとで見られたのは幸運です。

橋を見てばかりではいけません。
ループと赤い橋の間で目線を下に移すとJRが西日本最高地点を示す小さな目印があります。
ここが3つ目の見どころです。

標高718m。
JRの最高地点は小海線の清里付近にあります。
関東在住なら充分に日帰り可能だと思います。



そしていよいよ備後落合に着きます。
始まるまでは3時間以上もあって長過ぎると思われますが、あっという間に終わります。



2路線3区間のターミナルとは思えないほど小さなターミナル、備後落合に到着。
1日のうち、この14:30頃だけ、もっといえば青春18きっぷの時期のその14:30だけ混雑します。
すでに芸備線は折り返しの準備に入り、木次線の到着を待っています。



備後落合でささっと乗り換えて、芸備線で新見へ向かいます。
今日中に新幹線で東京に戻るのですが、備後落合からだと、実は3つの方法があります。
1. 芸備線で広島へ
2. 芸備線と福塩線で福山へ
3. 芸備線と伯備線で岡山へ
今回は3つ目で岡山へ向かいます。




仮乗降場みたいな布原駅を見て新見に到着。
ここで三石行きに乗り換えです。



真っ黄色な113系は新見から岡山までの下り坂をかなりの速度で駆け下りて行きます。
行き違い待ちで新見を10分近く遅れて発車しましたが、総社着では定時になるくらいです。
駅の停車時間が10秒ないところもありました。



総社に着く前、そう言えば吉備線に乗ったことないことを思い出しました。
吉備線と接続が取れそうなので、総社で吉備線に乗り換えです。
吉備線は「桃太郎線」という愛称をもっています。ハァ!?キビ団子だから??


吉備線は岡山のベッドタウンを通るように岡山へ向かいます。
この路線、車両はキハ40なのです。
山陽本線や伯備線が電化されていること、市街地で高頻度運転が望ましいことを考えると、電化した方が良い気がします。
大阪環状線や阪和線でいらなくなる103系を2~3両で運用するだけでもスピードアップ、高頻度運転ができそうです。



桃太郎線なので桃太郎がラッピングされた車両もあります。
総社から40分くらいで岡山へ到着。
新幹線で東京に戻りました。

鳥取6:36発
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|3421D
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米子8:24着、8:30発
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|3453D
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宍道9:23着、11:19発
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|1449D
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備後落合14:34着、14:37発
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新見16:00発、16:51発
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総社17:54着、17:56発
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岡山18:33着、18:49発
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|のぞみ54号
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東京22:13着
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